さっぽろ雪まつり直前!北海道の冬のイベントへ向かうバスツアー特集

今年のさっぽろ雪まつりまで、あと3日。
今日の札幌は少し暖かく、日中は氷点下を少し上回りました。
このため、準備中の雪像の一部に修復が必要になったそうですが、雪まつりの開催には影響しないとのことです。

さて、今日のトピックスでは、北海道各地で行われる冬のお祭りを特集して、それぞれのお祭りやイベントに向かう日帰りバスツアーを一覧でご紹介したいと思います。

さっぽろ雪まつり

北海道の冬のイベントで最も規模大きく、最も有名なのが「さっぽろ雪まつり」。
1950年の開催から長い歴史を誇り、今回で62回目となります。
今年は、2月7日(月)から2月13日(日)の7日間で開催されます。

会場は以下の3ヵ所に分かれていて、最も有名なのが大通会場。
  • 大通会場
    大通公園西1丁目から西12丁目まで
    22:00に照明が消灯
  • つどーむ会場
    札幌市スポーツ交流施設 「つどーむ」(札幌市東区栄町885番地1)
    9:00から17:00まで
  • すすきの会場
    南4条通りから南7条通りまでの駅前通り
    午前0:00に照明が消灯(最終日は22:00に照明が消灯)

大通会場には大小様々な雪像が並び、すすきの会場は氷像が主に展示されます。
つどーむ会場は、雪のすべり台や迷路が設けられるほか、雪だるま作りや雪上ラフティングなどが体験できるなど、雪と触れ合う事を目的とした参加型の会場として子ども連れの家族や観光客に人気があります。

会期中は、北海道内のみならず、日本全国や海外からおよそ200万人もの観光客が訪れる、北海道で最も大規模なイベントの一つです。

>> さっぽろ雪まつり公式サイト

さっぽろ雪まつりに関する日帰りバスツアー

札幌で開催されるイベントなので、バスツアーでまわるほどではないですが、以下の2つがあります。
読売旅行さんのコースは、さっぽろ雪まつりだけではなく、この後ご紹介する支笏湖氷濤まつりと、小樽の雪あかりの路の3つのイベントを訪れるという何とも盛りだくさんなコースとなっています。


支笏湖氷濤まつり

支笏湖氷濤まつり(しこつこひょうとうまつり)は、毎年1月下旬から2月中旬に千歳市の支笏湖で開催される氷の祭典です。
今年は33回目の開催となり、1月28日(金)から2月13日(日)の17日間の期間で催されます。

支笏湖は、摩周湖やロシアのバイカル湖に匹敵するほどの透明度と言われ、水深が深いため真冬でも凍ることがほとんどない日本最北の不凍湖として知られています。

支笏湖氷濤まつりは、この透明度の高い支笏湖の湖水をスプリンクラーで噴射させて作った大小様々な氷のオブジェや建造物が楽しめる冬の祭典です。
日中は太陽の陽射しに支笏湖ブルーの氷像が美しく照らされ、夜はライトアップされた色とりどりの氷の作品に囲まれた幻想的な世界を体感することができ、さらに期間中の土日祝日の日は花火大会も催されます。

支笏湖の湖畔に温泉宿や温泉ホテルがあることも、氷濤まつりの人気が年々上昇している理由の一つかもしれません。

>> 支笏湖氷濤まつり2011の公式サイト

支笏湖氷濤まつりへ行く日帰りバスツアー

支笏湖氷濤まつりへのバスツアーを企画している会社は多いです。
札幌から手頃な距離なのがいいですね。


層雲峡氷瀑まつり

層雲峡氷瀑まつりは、1976年に始まった冬のイベントで、今年で36回目。
北海道の温泉地としては三本の指に入るほど有名な層雲峡温泉で毎年冬季に行われています。

会場となる層雲峡温泉の石狩川河川敷には、氷でできたオブジェやステージ、建造物が立ち並び、夜は七色のライトでそれらが照らし出されて幻想的な世界が創りだされます。
今や北海道外やアジアをはじめとする海外からも観光客が訪れる人気のイベントとなっています。

>> 層雲峡観光協会公式サイト

層雲峡氷瀑まつりへ行く日帰りバスツアー

旭山動物園とセットになったプランが多いですね。
ちょっと札幌からは距離があるせいか、以下の3社のバスツアーとなっています。


旭川冬まつり

旭川冬まつりは、1960年に第一回が開催され今年で52回目。
札幌の雪まつりに次ぐおよそ100万人の観光客で賑わう、北海道を代表する冬のイベントとなっています。

この旭川冬まつりの最大の特徴は雪像の大きさで、1994年の雪像は世界最大の雪の建造物としてギネスブックの公式記録を取得しているほどです。

今季は2月8日から2月13日の6日間の期間で開催されます。
会場は、旭川市の旭橋河畔会場と買物公園会場の2会場。
大雪像やアイスドームなどの雪の建造物は旭橋河畔会場で、買物公園会場では氷彫刻の世界大会が開催されます。

>> 旭川冬まつり公式サイト

旭川冬まつりへ行く日帰りバスツアー

さっぽろ雪まつりと開催時期が丸々重なっているせいか、旭川冬まつりへ訪れるバスツアーは以下の2つとなっています。


小樽雪あかりの路

「小樽雪あかりの路」は雪とろうそくの祭典。
1999年に始まった比較的新しいイベントで今年で13回目を数えます。
小樽ならではの歴史的な街並みの中に無数のキャンドルの灯火が並べられ、幻想的な冬の世界を創りだします。

今年は2月4日(金)から2月13日(日)の10日間の日程で開催されます。
メイン会場はやはり小樽運河倉庫群。
運河に浮かぶキャンドルの明かりが何とも言えぬロマンチックな光景を照らし出します。

>> 小樽雪あかりの路公式サイト

小樽雪あかりの路へ行く日帰りバスツアー

小樽雪あかりの路を訪れるバスツアーは以下の2つ。


豊浦「北の収穫祭」

雪や氷をテーマにしたお祭りとはジャンルが異なりますが、豊浦「北の収穫祭」も立派な冬のお祭り。

豊浦は、洞爺湖近くに位置する太平洋沿岸の町です。
内浦湾(噴火湾)におけるホタテ養殖の発祥の地として、水産業に力を入れている町ですが、近年ではイチゴの生産や養豚業も盛んで、この「北の収穫祭」では豊浦のホタテやカキ、イチゴ、豚肉などの特産品が特価で提供される味覚の祭典となっています。
今年は2月27日(日)に開催。毎年一日限りのイベントです。

北海道ではその土地々々の美味しいものをテーマにした収穫祭が各地で行われますが、札幌から気軽に行ける距離でこの冬の時季に開催される味覚のお祭りといったら、豊浦のこの「北の収穫祭」となります。
ちなみに、豊浦町はボクシングの内藤選手の故郷としても北海道内では有名ですね。

豊浦「北の収穫祭」へ行く日帰りバスツアー

日本旅行さんとテレビ塔観光さんのバスツアーがあります。


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