札幌の新しいバスツアー会社が運行を開始!「ほっとバス」のご紹介

今年の4月、札幌を発着するバスツアーを扱う新たなツアー会社が誕生しました。
その名も「北海道オプショナルツアーズ株式会社」。「Hokkaido Optional Tours」の頭文字をとって、「ほっとバス」というのがサービス名称になります。

この「ほっとバス」ですが、新しい会社と言っても日本旅行北海道とJR北海道バスという実績ある旅行会社が組んで出来たツアー会社なので信用度と信頼度は申し分ありません。

今まで、日本旅行北海道さんもJR北海道バスさんも独自の日帰りバスツアーのプランはそれぞれで企画・実施されてきましたが、それらは札幌市在住者向けのプランでした。

今回設立された「ほっとバス」のメインターゲットは、道外からの観光客と海外からの観光客になります。

それぞれの会社でこれまで取り組んできた札幌在住者向けの道内ツアーの実績を活かし、いわゆる「着地型」の観光バス事業を展開しようと共同出資でできたのがこの「ほっとバス」になります。

「着地型旅行」とは、目的地、つまり到着地の旅行業者が企画・提案・実施するパック旅行やオプションプランのことを言います。

これまでは、出発地である都市部の旅行会社が企画する画一的なパック旅行(発地型旅行)が主流でしたが、「地元のことは地元の人に聞くのが一番」という発想に立って、地元の業者だからこそ知っている魅力的で個性的な旅のプランを提案する形が「着地型旅行」です。

当サイトでは、地元札幌の業者が企画実施する多くのバスツアーを紹介しています。それらは札幌に住んでいる人々を対象にしていますが、道外の人の視点に立てば究極の「着地型ツアー」と言えますので、北海道外からの観光客の人にはそういったツアーにもぜひ参加してほしいと思います。

さて、出来たばかりの「ほっとバス」ですが、今日からツアーの運行が始まりました。

用意されているコースは全部で4つです。曜日によってコースが変わる面白い出発日の設定になっています。今日から秋口まで毎週設定されているので、定期観光バスと言ってもよいでしょう。

道外からの観光客向けで、定期的に出発日が設定されている日帰り観光バスツアーは、これまで北海道中央バスさん、北海道アクセスネットワークさん、クラブゲッツさんなどがありましたが、これに北海道オプショナルツアーズさんの「ほっとバス」が加わることになります。

観光客のみなさんにとっては選択肢が増えるのでいいことですね。

「ほっとバス」で用意されている4つのコースは、富良野美瑛と旭山動物園のコース、サラブレッドのふるさと日高地方を訪れるコース、登別と洞爺湖のコース、支笏湖と洞爺湖のコースになります。

富良野美瑛と旭山動物園のコースは月曜と火曜出発、日高地方のコースは水曜と木曜出発、登別と洞爺湖のコースは金曜出発、支笏湖と洞爺湖のコースは土曜と日曜出発になっています。

当サイトでもこれらのコースを掲載していますので、比較検討にどうぞご活用ください。
「ほっとバス」の特徴の一つとしてランチにこだわっている点が挙げられます。すべてのコースで地元食材を活かした上質なランチが提供されます。北海道産ワインがウェルカムドリンクとして用意される他、お米は道産米を使用するほどのこだわりぶりです。

また、北海道観光の人たちは夜に海鮮料理を食べる傾向が強いことから、ランチは全てお肉中心になっています。
北海道と言えば、蟹や海老や貝類など魚介類のグルメに目が行きがちですが、牛、豚、鶏、羊など畜産業も盛んな食の宝庫です。お昼は肉類、という目の付け所も嬉しい配慮ですね。

その他、出発の二日前まで予約OKな点も嬉しいところです。思い立っての突然の北海道訪問や気ままな旅を楽しみたい人に向いていると言えます。

「ほっとバス」のコースは今のところ上記の4つですが、北海道の地元業者としてもっともっと魅力的なバスツアーがこれから追加されると思いますので、当サイトでも今後注目していきたいと思います。